カンニング対策に優れているオンライン試験システムでおすすめできるのは、Online Test Center(オンラインテストセンター)、Remoty AI+、リモートテスティングの3つです。
いずれもカンニング対策に効果的なオンライン試験システムですが、それぞれ異なる特徴をもっています。したがって、ニーズと一致するかを確かめてから導入を検討する必要があるでしょう。
ここでは、カンニング対策に優れているオンライン試験システムを3つ解説します。
Online Test Center(オンラインテストセンター)
Online Test Center(オンラインテストセンター)の基本情報
会社名 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(オンラインテストセンター) |
住所 | 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 |
電話番号 | 03-5209-0551 |
Online Test Center(オンラインテストセンター)は、CBT-Solutions社が提供する高機能なオンライン試験システムです。カンニング対策に優れた機能を多数搭載しており、公平で信頼性の高い試験環境を提供します。
国内の試験団体との取引が300件以上
Online Test Centerは、その信頼性と実績から国内の試験団体との取引が300件以上に上ります。この数字はシステムの有効性が認められていると共に、信頼を裏付けるものといっても過言ではありません。
多くの試験団体がOnline Test Centerのシステムを採用する理由としては、高度なセキュリティ機能と使いやすさが挙げられます。試験団体はシステムを通じて、試験の作成から実施、採点、結果分析までをまとめて実施可能です。
また、大規模な試験から小規模なテストまで、さまざまな規模と形式の試験に対応できます。
試験団体はシステムの導入により、従来の紙ベースの試験と比較して準備や採点にかかる時間と労力を大幅に削減可能です。さらに試験のデジタル化により、データの管理や分析が容易になり、試験の質の向上にも貢献できます。
高性能な試験エンジン
Online Test Centerの中核を成すのが高性能な試験エンジンです。このエンジンは複雑な試験設計や大規模な同時受験にも対応可能な処理能力をもっています。
試験問題のランダム出題や時間制限の設定、オンライン試験など、高度な試験設計が可能です。また、システムの安定性が高く、多数の受験者が同時にアクセスしても、スムーズな試験進行を実現します。
Online Test Centerはエンジンがもつ高い性能により、オンライン上でも従来の対面式試験と同等以上の信頼性と公平性を確保できます。
業務効率化と大幅なコスト削減を実現
Online Test Centerを導入すれば、試験実施にかかる業務の効率化と大幅なコスト削減が実現できます。
従来の紙ベースの試験では問題の印刷や配布、試験会場の確保、監督者の手配など、多くの準備と人手が必要でした。しかし、Online Test Centerを利用するとこれらの作業の多くが自動化され、人的リソースを大幅に削減できます。
また、試験のオンライン化により、会場費や交通費などの付随的なコストも削減されます。さらに、採点作業の自動化によって結果発表までの時間を大幅に短縮し、採点ミスのリスクも低減可能です。
データのデジタル化は過去の試験結果との比較分析や受験者の傾向把握が容易になります。試験の質の向上にも影響するため、試験実施団体は限られたリソースを有効活用し、より質の高い試験サービスを提供できるでしょう。
Remoty AI+
会社名 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(Remoty AI+) |
住所 | 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 |
電話番号 | 03-5209-0551 |
Remoty AI+は、最新のAI技術を活用したオンライン試験監視システムです。従来の人による監視に代わり、AIが試験中の不正検知をハイレベルで行います。
替え玉防止機能を搭載
Remoty AI+で注目すべき特徴は、替え玉受験を防止する機能です。
システムは受験開始時に顔認証技術を用いて受験者の本人確認を行い、その後も定期的に顔認証を実施し、受験者が途中で入れ替わっていないかを確認します。
これにより、カメラの死角を利用した替え玉行為も検知できます。システムはこれらの複数の技術を組み合わせることで、高い精度での替え玉受験の防止を実現しました。
不正の疑いがある場合は試験官にリアルタイムで通知され、即座に対応できます。
複数人での不正受験を防止
Remoty AI+は複数人が同時に試験に関与する不正行為も効果的に防止します。
システムはカメラの映像を常時分析し、画面内に複数の人物が映り込んでいないかを監視可能です。また、AIは受験者の視線や頭の動きを追跡したり、頻繁に画面外を見たり、誰かと会話をしているような動きがないかをチェックできます。
これらの機能により、部屋にほかの人がいる状態での受験や遠隔地にいる協力者との通信を用いた不正行為を防止可能です。複数人が関与する複雑な不正パターンに対応し、試験の公平性を確保したいなら導入を検討しましょう。
さまざまな不正行為をAIで検知
Remoty AI+は多岐にわたる不正行為をAIで検知する能力をもっています。不自然な目線の動き、体の動きなど、さまざまな不正の兆候を識別可能です。
システムは多角的な監視と分析により、高い精度で不正行為を検知し、試験の信頼性を大幅に向上させます。不正の疑いがある場合は証拠となる映像を記録し、後の検証にも役立てることが可能です。
リモートテスティング
会社名 | 株式会社イー・コミュニケーションズ(リモートテスティング) |
住所 | 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目15-7 SENQ六本木704 |
電話番号 | 03-3560-3901 |
リモートテスティングはイー・コミュニケーションズ社が提供する先進的なオンライン試験システムです。受験者が任意の場所から安全かつ公平に試験を受けられる環境を提供します。
試験に特化したAIが不正行為を検知
リモートテスティングシステムの最大の特徴は、試験に特化して開発されたAIです。ありとあらゆる不正行為を検知します。
たとえば、受験者の顔の動き、視線の方向、口の動き、動作のパターンなど、さまざまな要素を総合的に分析し、不正行為をしていないかを判断可能です。これにより、人間の監督者では見落としがちな微細な不正行為も、高い確率でとらえられるようになります。
さまざまな受験機能を搭載
リモートテスティングシステムはさまざまな受験機能を搭載しているため、ありとあらゆるニーズに対応しています。
本人認証や確認はAIが自動的に行ってくれるほか、認証を行わずに本人画像や身分証を撮影して受験を進行可能です。また、事前にリモート試験が可能な環境にあるかをチェックできます。
さらにはテストセンター型CBT(J-Testing)やIBTシステム「MASTER CBT PLUS」と連携しているため、まとめてのログインが可能です。ほかのWebサービスとも連携しているのも魅力といっていいでしょう。
このようにリモートテスティングシステムは、受験における手間を大幅にカットできるだけでなく、検知制度をより高められます。
管理機能も充実
リモートテスティングシステムは試験実施団体向けの管理機能も充実しています。
認証と監視状況の確認は管理画面からかんたんに閲覧できるほか、チェッカーの本人認証はAIが自動で認識可能です。また、受験中の様子を録画した動画をAIが解析し、不正行為を点数化できます。
さらには受験中動画のなかで気になるシーンを取り出して、ストリーミング再生可能です。こうすることで、受験者の不正行為を見落とす確率が低くなります。ただし、解析された動画は6か月間のみの保管となるので期日内に閲覧・ダウンロードしましょう。
リモートテスティングシステムを導入すれば、さまざまな管理が容易になるほか、解析をより細かく実行できます。
まとめ
カンニング対策に優れているオンライン試験システムのおすすめとしては、Online Test Center(オンラインテストセンター)、Remoty AI+、リモートテスティングの3つが挙げられます。
Online Test Centerは300件以上の実績をもつ信頼性の高いシステムで、高性能な試験エンジンにより業務効率化とコスト削減を実現できるのが特徴です。
Remoty AI+は最新のAI技術を駆使して替え玉受験や複数人での不正を防止し、さまざまな不正行為を高精度で検知します。
リモートテスティングは試験に特化したAIとさまざまな受験機能、充実した管理機能を提供し、柔軟で安全な試験環境を実現可能です。
これらのシステムはそれぞれ独自の特徴をもちながら、共通して高度なカンニング対策機能を備えています。検討する際は試験の規模、形式、セキュリティレベルの要件など、さまざまな要素を考慮しましょう。
そして各システムの特徴を充分に理解し、ニーズに最適適なものを選ぶリサーチが重要です。