運営委託におすすめのオンライン試験システムランキング3選
(オンラインテストセンター)
総合委託も可能で運営実績も豊富!
- 導入団体数
- 年間100万件以上
- 導入期間
- 2ヶ月
- 導入団体数
- 記載なし。要確認
- 導入期間
- 記載なし。要確認
運営委託におすすめの
オンライン試験システムランキング7選をご紹介します!
資格試験や検定試験の方法として、会場で行うペーパーテストやコンピューターテスト、また自宅でできるオンライン試験があります。受験者の負担を減らし、感染症対策などにも効果的であるオンライン試験は最近大きな注目を集めています。
しかし、初めてオンライン試験を導入する際、サービスを提供している業者の数も多く、それぞれ特徴やサポート内容もさまざまなので、
・どこの業者に依頼すればいいの?
・どんな方法でオンライン試験が行われるの?
・オンラインで対応できる試験とは?
といった疑問や課題が生まれると思います。
そこで当サイトでは、これからオンライン試験を導入したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
実績やセキュリティ面など、こだわりで選ぶおすすめのオンライン試験システム運営委託業者や、オンライン試験システムを導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際にオンライン試験をスタートさせた方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。オンライン試験を導入し、これまでよりもさらに柔軟な試験を行えるようにしていきましょう。
オンライン試験とは?
オンライン試験とは、受験申込から試験実施、合否通知まで試験のすべての工程がインターネット上で完結する試験方法のことをいいます。そんなオンライン試験を導入するうえで知っておきたいのが「CBT」と「IBT」という2つの試験方法です。ここではそれぞれの概要や違いなどについてご紹介するので、まずはオンライン試験についての理解を深めていきましょう。
CBTについて
CBTとは、全国47都道府県術全てにテストセンターを展開し、専用の会場でCBTによる試験を行うサービスの総称です。試験の申込、受験料の回収、試験実施、採点等の試験運営の全てを提供します。コールセンターや会場運営等、システム以外のサービスも含みます。
注意点として、システムのみの販売でありながら、CBT可能と説明している会社があります。その場合、コールセンターや会場手配・運営を主催者が行うことになります。この場合、とても大変な事になってしまう為、実績や専用会場の有無の確認を必ず行う事を推奨します。
IBTについて
IBTは個人や社用のPCなどを用いて、自宅や自分の好きな場所で受験できる方式のことを指します。オンライン試験と呼ばれるのはIBTのことで、受験申し込みから受験、合否通知までオンラインで完結するのが大きな特徴です。
CBTとは違い会場の手配や準備をする必要がないため、主催者が行うのは試験作成やスケジュール調整がメインとなりそれ以外の準備は工程の一部またはすべてを省略することが可能です。会場に出向く必要がないことから、受験生の移動時間や交通費の負担を削減できるのもIBTならではの特徴です。
それぞれの違いと特徴
CBTとIBT(オンライン試験)はPCなどの端末を使った試験方法であるという点や、主催者側が試験作成やスケジュール調整を行うという部分で共通しています。最近ではどちらの形式でも受験ができる資格試験や検定試験などが増えており、地方に住んでいる方でも気軽に受けられる試験が多くなってきました。
ただしCBTは会場で行うもの、IBT(オンライン試験)は自宅など受験者の都合のよい場所で行うものという大きな違いがあり、当日の運用方法や問い合わせ対応などは大きく異なります。また不正対策については会場と自宅とでは効果的な方法が全く違うため、それぞれに合わせた対策が必要となります。
オンライン試験システム
ランキングBEST7
Online Test Center(オンラインテストセンター)
おすすめポイント
Point 1 | 機能が豊富 (申込、受験料回収、スケジュール管理、試験監督機能、採点処理等) |
Point 2 | 運営の総合委託が可能 (コールセンターやプロの認定試験監督員による監視サービス) |
Point 3 | 豊富な運営実績 (国内No.1の運営実績を誇るCBTソリューションズが運営をサポート) |
多彩な機能が搭載されている!総合委託も可能で運営実績も豊富!
Online Test Center(オンラインテストセンター)には受験申込、受験料決済(クレジット、コンビニ、Pay-easy、QRコード等)、試験枠のスケジュール管理機能、多彩な表現可能な試験システム、最大8人まで監視可能な監視画面、画面の監視機能、採点、分析機能等、さまざまな機能が搭載されています。
試験監督はチャットと音声によって受験者に対応することができ、受験者だけでなく受験画面の確認も同時に行えるなど、実際の監督業務に必要な機能もとても豊富です。
また、システムだけでなくコールセンターやプロの認定試験管による試験監視等の運営まで任せることができます。試験システムは国内最大のCBT試験実績を誇るCBTソリューションズの試験システムを採用。堅牢で安全な試験運営が可能です。年間を通して安心の受験委託が可能です。
口コミ・評判
基本情報
特徴 | 数万人規模での運営実績を持つオンライン試験の決定版 |
委託できる内容 | システムの提供、コールセンター、認定試験監督による試験監視業務、合格証の制作など |
会社情報 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 |
Remoty AI+
おすすめポイント
Point 1 | AIが不正を検知 |
Point 2 | 不正ポイントだけを事後確認できる |
Point 3 | AI監視のため低価格 |
AIが本人確認などの不正確認を行う!監視中はすべて録画していて後から確認も可能!
Remoty AI+は本人確認や複数人確認、不正行動といった監督員が行うべきさまざまな不正確認をAIが行ってくれます。試験監督員がいなくてもある程度の水準で試験を行えるようなモデルとなっているため、いつでも安価にWeb試験を行えるのが強みです。AIは3種類の監視を行っており、①本人確認(替え玉阻止)、②複数人確認③不正監視(カンニング等の行為を発見)の機能を有しております。
そして、監視中はすべて録画していて、AIが不正だと判断した部分について後から確認を行えるという特徴も持っています。国内最大の運営実績を持つCBTソリューションズが運営をサポート。安心した実績ある運営を委託可能です。
基本情報
特徴 | AIが徹底的に不正を確認 |
委託できる内容 | システム提供、コールセンター、合格証の制作など |
会社情報 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 |
リモートテスティング(Remote Testing)
おすすめポイント
Point 1 | 会場型CBTシステムと併用可能 |
Point 2 | 不正をAIで感知 |
Point 3 | eラーニングシステムとも連携できる |
コスト面を気にすることなくワンストップで厳正なCBTが実施できる!
リモートテスティング(Remote Testing)はオンライン試験のリモート監視サービスです。株式会社イー・コミュニケーションズが提供しているMASTER CBT Plusと併せて提供されているサービスなので、システムやコスト面をあまり気にすることなく導入できます。
そのうえ、イー・コミュニケーションズ以外の会社のCBTシステムと連携ができるほか、eラーニングシステムとまで連携できる拡張性の高さが魅力です。
基本情報
特徴 | さまざまなシステムと連携可能 |
委託できる内容 | システム提供 |
会社情報 | 株式会社イー・コミュニケーションズ 〒106-0032 東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア9F |
スマート入試
おすすめポイント
Point 1 | 動作環境が手軽 |
Point 2 | 2つのカメラで死角がない |
Point 3 | 音声認識機能もある |
2つのカメラと4つのAIを活用して不正を抑止・検出することができる!
スマート入試は2つのカメラと4つのAIを駆使して不正の抑止や検出を行うことが可能です。なにか特別なシステムをインストールしたりする必要はなく、既に持っているスマートフォンやPCで動作するようになっているのがありがたい部分です。
一番の特徴は2つのカメラがあることで、このことにより死角がなくなっていて、徹底的に監視が行うことができます。
基本情報
特徴 | 2つのカメラによって死角なく監視が行える |
委託できる内容 | システム提供 |
会社情報 | 株式会社サーティファイ 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル |
OnVUE
おすすめポイント
Point 1 | 業界でもトップクラスのセキュリティ |
Point 2 | プライバシー保護も万全 |
Point 3 | ID認証技術が高度 |
業界最高峰のセキュリティプログラムを誇る!シームレスにデータを統合!
OnVUEは業界でも最高峰のセキュリティを誇り、試験におけるセキュリティに関して業界をリードしている存在といえます。また、プライバシー保護についても優れていて、プライバシーの面についてこだわり抜きたい場合に最適なサービスだといえるでしょう。
そして、高度なID認証技術を採用しているため、認証に関しても安心です。
基本情報
特徴 | 業界最高峰のセキュリティ |
委託できる内容 | システム提供、試験監視業務 |
会社情報 | ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー18F |
ウィズダムベース(WisdomBase)
おすすめポイント
Point 1 | 幅広いニーズに応えられる機能 |
Point 2 | 専任の担当者によるサポート |
Point 3 | 直感的な操作 |
学習に関するすべての工程を網羅できる機能がよりどりみどり!
ウィズダムベース(WisdomBase)は試験のサポートだけに留まらず、オリジナルのeラーニング環境を構築することができるような機能が揃っている学習管理システムです。大規模なオンライン試験の実施や動画や音声を活用した学習コンテンツの作成、進捗に合わせた学習範囲の設定といった様々な作業に役立つ機能が搭載されています。
基本情報
特徴 | さまざまな場面に対応可能な機能 |
委託できる内容 | システム提供、試験監視業務 |
会社情報 | 株式会社シェアウィズ 〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺町3-2-7 第一住建南久宝寺町ビル |
エクサート(Excert)
おすすめポイント
Point 1 | さまざまな実施形態に対応できる |
Point 2 | 数千人~数万人の試験でもOK |
Point 3 | 受験者目線に立っている |
受験者の利便性が追求されている!数万人規模の大規模の試験にも対応!
エクサート(Excert)は受験者の利便性が追求されていて、好きな時に好きな場所で試験が受けられるうえ、結果を即時に受け取れるようになっています。そのため、受験者目線に立った試験の運営を行いたいと考えているのであれば、エクサートを導入するのがおすすめです。
また、受験者数千人から数万人という大規模な試験に対応しているのもメリットです。
基本情報
特徴 | 受験者のことが考えられている |
委託できる内容 | システム提供、試験監視業務 |
会社情報 | 株式会社データミックス 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目44 第2石坂ビル 2階 |
おすすめのオンライン試験システム比較表
イメージ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
システム名 | Online Test Center(オンラインテストセンター) | Remoty AI+ | リモートテスティング(Remote Testing) | スマート入試 | OnVUE | ウィズダムベース(WisdomBase) | エクサート(Excert) |
監視方式 | カメラ・試験画面監視 | AI監視、カメラ | カメラ、AI監視 | カメラ、AI監視 | カメラ、AI監視 | カメラ、デスクトップ | カメラ、デスクトップ |
本人確認 | カメラ越しの身分証明書確認 | 写真登録によるAI本人確認 | 監視員、AI | AI | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
委託できる内容 | 試験に必要なすべてをサポート | 試験に必要なすべてをサポート | 監視など | 調整作業など | 監視など | 監視など | 試験監督の手配、テストセンター運営など |
会社情報 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 | 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3 AKSビル6階 | 株式会社イー・コミュニケーションズ 〒106-0032 東京都港区六本木2-4-5 六本木Dスクエア9F | 株式会社サーティファイ 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル | ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー 18階 | 株式会社シェアウィズ 〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺町3−2−7 第一住建南久宝寺町ビル | 株式会社データミックス 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目44 第2石坂ビル 2階 |
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オンライン試験について
オンライン試験のメリット・デメリット
オンライン試験を導入することで、主催者側、受験者側どちらにもさまざまなメリットがあります。また多くのメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットも存在しています。ここではそのメリットとデメリットについて詳しくご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
メリット
まず主催者側のメリットとしては、会場費や人件費、また印刷費などのコストカットができることが挙げられます。コンピューターによる試験では紙をほとんど使用しないので、紙の管理に伴う手間や人でも少なく済ますことがでるうえに、試験実施の際も会場費や人件費を削減できます。
また採点や結果発表もコンピューターが行ってくれるため、主催者による採点で必要だった時間やコストを大幅にカットできるでしょう。さらに採点のミスなども防ぐことができ、すぐに採点や結果が出るため受験者にとっても大きなメリットなります。
そしてオンライン試験では、これまで以上に多様な問題を出題できるというメリットもあります。音声や動画などを使った出題や、画面上で操作をさせるような問題も出題できるのがオンライン試験です。そのため主催者は新しい能力試験も実施できるようになり、より詳細に受験者の能力を判断することができるようになるでしょう。
受験者側の大きなメリットとして、全国から手軽に受験できるという点が挙げられます。とくに地方在住者は試験会場までが遠く、時間的な部分でも交通費などの部分でも負担を感じることが多かったはずです。オンライン試験ならすべての工程がオンライン上で完結するため、全国どこにいても気軽に自分の力を試すことができるのです。
デメリット
オンライン試験のデメリットとしては、カンニングや替え玉受験などの不正行為が行われる可能性があるということが挙げられます。自宅での受験ではほかのデバイスを自由に使えてしまうので、解答を検索したり協力者に教えてもらったりなどの不正行為が行われやすい環境であるといえます。そのためインカメラを使った本人確認や、受験中の様子を録画するなどの不正対策が必要です。
またオンライン試験では試験問題が流出してしまうリスクも考えられます。画面上で不正な行為を行っていないか画面自体を監視・録画できる様な機能か、カメラ外の動きを監視できる様なモデルを検討しましょう。但し、PCやカメラ等必要機材を増やすと今度は受験者がその環境を準備する事が難しいという問題も出てきますので、どのレベルまで監視を行うかの基準を決める必要があります。
そして試験中にサーバーダウンや通信障害が起きてしまう可能性もあります。ログインができなかったり、テストを中断せざるをえなかったりするなどの不測の事態が発生することもあるので、試験本番中のサポート対策を十分に検討しておく必要があるでしょう。基本的にはオンライン試験のシステムやサービスを提供している業者は、このようなトラブルに対応できる機能を備えているので信頼できる業者のシステムを利用すれば、そこまで不安を感じることはありません。
オンライン試験でできる試験の種類は?
これからオンライン試験の導入を検討しているのなら、どのような試験に対応できるのかも知っておく必要があります。ここではオンライン試験で実施できる試験の種類をご紹介するので、自社の試験がオンラインで対応できるのかを判断してみましょう。
資格試験
資格試験はオンライン対応のものが年々増加している傾向にあります。年に1度しか行っていない試験も多いですが、その1回にスケジュールを合わせるのが難しい方や、試験会場が遠方で受験することをためらっていた方もオンライン試験なら受けやすくなります。
オンライン試験で受験できる資格の種類はIT系をはじめ、情報処理系の資格や事務系の資格など幅広くなっています。また資格を取得するための学習コンテンツや講義などをオンラインでサポートしている資格もあり、今後もますますオンラインで受験できる資格試験は増えていくはずです。
学校入試
学校の入試では、とくに面接試験をオンラインで行うケースが増えています。また不正検出機能や本人確認機能、視線監視などの幅広い不正対策機能を備えたシステムも多くなっているので、面接だけでなくすべての試験をオンライン上で行っている学校もあります。
またオープンキャンパスや学校説明会などはオンライン開催が一般的になりつつあり、自宅からバーチャルで気軽に見学できるようになっています。全国のさまざまな学校を見学できるようになることで、受験先の選択肢も広がりやすく自分に合う学校や興味を引く学校に出会える方も増えているでしょう。
社内研修・社内試験
テレワークやリモートワークなどを導入する企業が増えていることから、社内研修や社内試験もオンラインで対応するケースが増えています。これまでは社員が会議室など1か所に集まって実施していた研修や試験もオンラインで行うことで場所を選ばずに参加できるので、多くの方が参加しやすくなっているでしょう。
またオンライン上で研修や試験を管理できることから、社員の研修状況や試験結果などの情報を一括で管理できるのもオンライン試験を導入するメリットです。研修や試験を管理する社員の業務負担を軽減でき、社員がどこからでも参加できるので日常の業務に支障をきたすことが少なくなるという点からも、多くの企業が導入を進めています。
各種検定
これまでは国家資格や民間資格などの各種検定は、申込みまではオンラインで対応できるようになっていましたが、不正行為に結果が左右されてしまうことから試験自体はオンライン化が浸透しにくい状況とされていました。しかし最近では不正防止対策を強化したシステムが増えており、さまざまな検定団体が試験をオンラインで行うようになりました。
医療系では「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「医療事務管理士技能認定試験(医療事務管理士)」「医療事務認定実務者試験」など、介護系では「在宅介護インストラクター」「認知症介助士」などがあります。とくに民間資格はオンライン試験を実施していることが多いので、受験者の選択肢の幅も広がっています。
面接試験
受験の面接だけでなく、就職の面接試験もオンラインを活用する企業が増えています。従来の対面式の場合、面接の担当者と面接者のスケジュールを合わせる必要がありましたが、オンラインならお互いに空いた時間で行えることから柔軟に対応できるようになりました。
オンライン面接に対応しているシステムの場合、応募者とのスケジュール調整や面接URLの一括送信などの機能が備わっているため、管理者の負担を大幅に軽減することができます。また面接に同席できなかった担当者が後日面接の様子を確認できるようなシステムを提供している業者もあるので、そのような機能を使えばよりスムーズに求めている人材を確保できるようになるでしょう。
オンライン試験システムを導入するとしたらどんな点を重視する? WEBアンケートで調査!
ここまでオンライン試験について解説させていただきましたが、実際にオンライン試験を導入する場合、どんなサービスを選べばいいか迷われている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために「オンライン試験システムを導入するとしたらどんな点を重視するか」アンケート調査を行いました。オンライン試験の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
第1位は「不正のしにくさ」でした。オンライン試験は自宅や職場など好きな場所で受験できるメリットがある反面、カンニングや替え玉受験などの不正のリスクが気になる方も多いでしょう。
多くのオンライン試験システムでは本人確認やwebカメラによる監視を実施し、これらの不正を防いでいるので安心です。また、中にはプロの認定試験監督員によるリアルタイム監視を実施しているオンライン試験システムもあります。このような厳格な試験監視と、確かな不正防止対策をおこなっているシステムを利用すると安全な試験が実現できるでしょう。
第2位は「セキュリティのレベル」でした。オンライン試験は問題用紙や回答用紙を用意する必要がないことから、問題の保管管理の手間や漏えい・紛失のリスクが軽減できます。さらに問題や回答は暗号化されてインターネット上で送受信されるため、セキュリティ的にも安全です。
第3位は「価格」でした。オンライン試験の導入にかかる費用は、サービスによってさまざまです。それぞれのサービス内容や機能面、セキュリティ面などを確認し、価格にみあったサービスを提供している納得のいくオンライン試験サービスを選んでください。また、運営実績なども見てみると信頼できるオンライン試験サービスを選びやすいです。こちらも忘れずチェックしましょう。
アンケートの結果は以上となります。次の見出しではオンライン試験サービスの選び方について、さらに詳しく解説させていただきます。
オンライン試験サービスの選び方
オンライン試験の需要が高まっていることもあり、オンライン試験のシステムやサービスを提供している業者も増えています。多くのサービスの中から求めているサービスを見つけるのはそう簡単ではありませんが、いくつかのポイントを抑えておけば失敗しないサービス選びができるでしょう。ここではそのポイントをご紹介していきます。
導入実績
オンライン試験サービス選びでまずチェックしたいのが、これまでの導入実績です。実績が豊富なサービスということは多くの団体や機関が信頼しており、そのシステムや機能が一定以上の品質を保っているということの証となります。
またオンライン試験サービスだけでなくCBT試験にも対応しているような業者であれば、試験の形式を柔軟に変えることも可能なのでおすすめです。試験の形式を模索している場合や、今後変えていく可能性がある場合は、ぜひCBT試験の導入実績も確認してみてください。
価格
導入に際して気になる価格面ですが、もちろん費用を抑えてサービスを選ぶことは大切です。ただし安さばかりに注目して選んでしまうと、機能面が不十分であったり不正対策に不安が残ったりなど、利用するうえでの不安や不満が生まれてしまう可能性があります。
そのようなオンライン試験サービスを選ばないようにするためには、十分な機能がありながら適正価格を提示している業者を見つけましょう。そして価格を見る際に注意したいのが、サポートの範囲による価格の違いです。
たとえばオンライン試験のシステムのみを販売や提供している業者を選ぶと、運営や受験者のサポートは主催者側で行う必要があります。その点オンライン試験の運営全般を委託できる業者であれば、主催者の負担を減らすことができ適切なサポートや対応をしてもらえます。
前者のほうが価格的には安く見えますが、準備にかかる費用や人的なコストを考えると後者のほうが安く運営できる可能性もあるので、総合的に見て判断するといいでしょう。
不正のしにくさ
オンライン試験は会場で行うCBT試験と比べると不正がしやすいことから、なかなか導入が進まないケースも少なくありませんでした。これからオンライン試験の導入を検討している方の中にも、不正対策について不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。
オンライン試験の不正行為として「替え玉受験」「カンニング」「解答の共有」などが挙げられます。替え玉受験を防止するためには、遠隔地からも正確に本人確認ができるシステムを備えているオンライン試験サービスを選ぶことが大切です。
カンニングは死角の多いオンライン試験で、とくにリスクが高い不正行為だといえるでしょう。試験で使用する端末とは別の端末で解答を検索したり、死角にメモを貼ったりなどさまざまな方法が考えられます。オンライン試験でカンニングを防ぐためには、つねに受験者を監視できる機能や受験者が怪しい動きを行った際に細かい部分まで画面で確認ができ、試験官から警告などを行える機能が搭載されたサービスを選ぶといいでしょう。
解答の共有はテストの内容が受験生同士に漏洩したりチャットなどで解答を送り合ったりするなどの不正行為ですが、オンライン試験では問題画面のスクリーンショットを撮影して外部にシェアすることや、コピー・ペーストで情報を流出させることも考えられます。そのためシステム上でこれらの動きを制限できる、または画面操作等も監視・録画しているサービスを利用するのがおすすめです。
受験可能人数
大きな資格試験の場合は、一斉に全国から数多くの受験生が試験を受けるケースも多いです。数百人から数千人単位などの大人数にも対応できるサーバーで運用しており、通信エラーや混雑などのトラブルを防げるようなオンライン試験サービスを選ぶのがおすすめです。
また大規模な試験の場合、それをオンライン上で監視する監視員の人数も増やさなければなりません。不安なく試験を開催するためには、十分な試験監督の数を確保しており、どのようなケースにも柔軟に対応できるオンライン試験サービスを選ぶべきでしょう。
そしてその試験監督の質も重要なポイントです。その日だけのアルバイトや派遣社員が試験監督をしているサービスではなく、試験監督の教育もしっかりと行い試験監督の試験に合格した方が対応しているようなサービスを選びましょう。
さらに今後CBT試験も検討しているのであれば、その会場数についてもチェックしておくといいでしょう。全国各地に会場を持っていることはもちろん、その数が豊富な方が受験生を集めやすく大規模な試験も運営しやすくなります。
セキュリティのレベル
資格試験や検定には数多くの方が受験するため、その個人情報を守るためのセキュリティについてもチェックしておきましょう。オンライン試験サービスのシステムそのもののセキュリティ対策が万全であることはもちろん、それを管理するスタッフの機密取り扱いについても厳格に指導や運営を行っている業者を選ぶことが大切です。
セキュリティのレベルを証明するものとして、Pマークの取得のほか国家試験等の運営実績もあるかどうか等のチェックをしておくとより安心です。
オンライン試験サービスを提供している業者によっては、サービスの提供のみではなく試験に関連するほぼすべての業務を請け負っている業者もあります。主催者ではセキュリティ対策などにも限界があるケースが多いので、大切な個人情報を守るためにもぜひセキュリティのレベルが高く運営を任せられる業者を選んでください。
機能の充実度
オンライン試験サービスを利用するうえで、機能の充実度は重要なポイントです。申込みや会場選択、試験の実施や採点、分析といった試験業務のフローすべてに対応できることのほか、IBT(オンライン試験)やCBT、PBT、セミナー、eラーニング、物販などさまざまな試験に対応していることや運営に必要なコールセンター、試験監督の代行などの内容を含む総合委託モデルのサービスを選べば不便さを感じることがありません。
運営者には管理画面が提供され、そのなかで申込状況や試験結果、受験者の情報などを管理できたり、過去の試験を分析して出題をサポートしてくれたりするような機能があれば運営の負担を大きく軽減できます。さらにデジタル証明書やAIなどにも対応していれば、さまざまな場面で柔軟に利用することができるでしょう。
またオンライン試験サービスは受験者の利用しやすさについても検討する必要があります。PCやスマホなどさまざまな端末に対応していたり、わかりやすいデザインで直感的に操作ができたりすれば混乱を防ぐことができるでしょう。また支払い方法もクレジットカードだけでなく、コンビニ払いやQRコード決済、バウチャーなど多彩な方式に対応していると非常に便利です。
そしてこれらの機能をカスタマイズできるかどうかもチェックしましょう。パッケージ版でもスピーディに低価格でカスタマイズに対応しているサービスを選べば、不安なくより便利にサービスを利用できるようになるでしょう。
システムの特徴を理解して目的に合ったオンライン試験システムを選ぼう
オンライン試験は今後ますます多くの資格や検定試験に採用されていくと見られており、オンランにすることで主催者側にも受験者側にもさまざまなメリットが生まれます。手間や無駄をなくすためにも、ぜひ早めにオンライン試験サービスの導入を検討してみましょう。
導入にあたっては、利用するシステムの特徴をよく理解しておくことが大切です。どのような機能があり何に対応できるのかを見比べながら、目的に合うオンライン試験システムを選びましょう。そうすれば今後の試験をよりスムーズに、そして安全に実施できるようになるはずです。