日本通信紙株式会社はさまざまなBPOサービスを取り扱う企業です。中でもCBT試験サービスは、日本全国各地に常設されているテストセンターにて通年実施できる試験サービスを指します。今回は、日本通信紙が提供するCBT試験サービスの特徴やメリットなどを詳しく解説するため、システム導入を検討している人はぜひ参考にしてください。
CONTENTS
データを確実に保護するためのセキュアな環境を用意
日本通信紙とは、CBT試験サービスやIBT試験サービス、WEB決済サービスなどのさまざまな業務を担う企業です。CBT試験サービスのCBTとは「ComputerBasedTesting」の略であり、全国各地にあるテストセンター会場にてパソコンを利用して試験を受けることを指します。
CBT試験サービスを導入することで主催者である企業側にも受験者側にもメリットが大きく、実際にCBT試験サービスを採用している多くの企業から好評を得ているのが特徴です。
以下では、CBT試験サービスにおけるメリットやデータ保護環境について詳しく解説します。
CBT試験サービスを利用する主催者側のメリット
CBT試験サービスを利用することで、全国にあるテストセンターを使えるため会場を抑える必要がありません。テストセンターには監督スタッフが配属されており、主催者側による会場準備も不要です。
手間のかかる資材の準備や採点作業もすべて任せられるため、年間の試験回数を増やすことも可能です。
CBT試験サービスを利用する受験者側のメリット
CBT試験サービスの利用メリットは主催者側だけが享受するものではありません。全国各地にテストセンターがあることで、受験者は自宅や学校・職場に近い場所を選択して試験を受けられます。
また、受験日の1営業日前までであればいつでもテストセンター・日時の変更が可能であるため、体調不良などで受験機会を逃す心配も不要です。さらに、試験結果はその場で採点され、受験後すぐに合否を確認できるのも魅力的なポイントのひとつです。
CBT試験サービスの安全性
日本通信紙のCBT試験サービスはサーバー型試験とは異なり、各テストセンターにサーバーを設置しているわけではないため、テストセンターに試験問題が残ることもありません。データは国内大手のデータサーバーにて管理しており、電源や回線を常に専門スタッフが監視しています。
もちろん、回線上のデータはすべて暗号化されているため安心です。さらに、受験中に使用しているパソコンに不具合や故障が発生した場合であっても、
パソコンが使えなくなる前までのデータがサーバーに蓄積していることから、問題なく続きから試験を受けることが可能です。
導入&運用開始まで2~3か月!
日本通信紙のCBT試験サービスの導入に必要な期間や流れ、サービス内容などを詳しく解説します。
CBT試験サービス導入に必要な期間と流れ
CBT試験サービスは、契約から利用までに2〜3か月ほどの期間が必要です。ただし、サービス内容について独自のカスタマイズを検討している場合にはさらに導入期間が長くなるケースもあるため、運用開始時期の希望があれば余裕を持って契約・申し込みを済ませておくのがおすすめです。
サービス利用にかかる金額についても、カスタマイズ内容やテストの規模によって大きく異なります。利用したいサービス内容や大まかな予算が決まっている人、デモ環境の利用について問い合わせたい人は、日本通信紙ホームページの専用フォームから申し込むことが可能です。
また、CBT試験サービスの導入にあたって導入企業側が用意しなければならないものは、基本的にはテスト問題のみです。日本通信紙ではテスト問題作成の依頼もできるため、手間や時間を削減して試験を開始したい場合には作問についてもあわせて問い合わせてみてください。
基本サービス内容
CBT試験サービスの基本サービス内容には、受験者によるテスト申込やテスト運営だけではありません。
システム導入時の専門スタッフによるサポートをはじめ、受験者サポートのためのコールセンター設置や料金決済システム、受験者の申し込み状況・テスト受験状況を確認できる管理画面提供など、さまざまなサービスを利用可能です。
受験者が使用する受験申し込みシステムも非常に分かりやすく、パスワードや個人情報を入力すれば簡単に試験会場・試験日程を選択できます。
具体的な利用シーン
実際にCBT試験サービスが利用されているシーンとしてもっとも多いのが、国家資格・民間資格をはじめとする一般の検定試験です。
47都道府県に約150ものテストセンターが用意されているため、規模の大きい試験であっても問題なく対応できるのがうれしいポイントです。また、企業内試験としてCBT試験サービスを利用して、大手企業やその提携会社の従業員向けのテストを全国どこでも受けられるようにしているケースも多いです。
近年では、企業の成長には従業員のスキルアップ・パフォーマンス向上が不可欠となっています。CBT試験サービスであればテスト準備・運営にかける時間を最小限に抑えられるうえに、テスト問題一つひとつの正答率や支店ごとの点数などを管理することも可能です。
試験中の公平性・厳格性を保つための強固なシステム
日本通信紙のCBT試験サービスでは、試験の公平性・厳格性を守り不正操作を防ぐために強固なシステムを採用しています。ここでは、CBT試験サービスの公平性・厳格性を守るためのシステムや工夫について詳しく解説します。
顔写真確認を採用
CBT試験サービスのテストセンターに入場する際には、事前に受験者が受け取る受験票と免許証などの顔写真付き本人確認書類にて必ず本人確認を実施しているのが特徴です。試験当日に顔写真付き本人確認書類を持参していないと、テストセンターには入れません。
テストセンターにはプロの試験官が常駐
各テストセンターにはプロの試験官が常駐しています。試験官はすべて日本通信紙指定の試験監督者養成試験を通過しているため安心です。
万が一の回線フリーズ時も安心
万が一試験中にテストセンターのネット回線に不具合が発生した場合でも、テストシステムによって試験中のパソコンにおけるフリーズ・遅延を読み取り、公平な試験条件を保つためにフリーズしていた分の時間を自動で延長します。
CBT試験サービスであれば、回線フリーズなどのトラブル時でも対応してくれます。
万全の不正操作対策
テストセンターのパソコンは不要なボタンをすべて省いており、テスト中の不正操作や誤操作を防止しています。テスト中はショートカットキーを使えないようにしたり、テスト問題以外のプログラムを利用できないよう制限したりすることで、公平性・厳格性を保ってテストを実施することが可能です。
また、テスト問題文のコピー・ペーストや範囲選択機能が利用できないようにされているため、テスト問題が外部に漏れるのを防止できます。さらに、インターネットページを閉じることによる試験終了はできなくなっています。
まとめ
今回は、日本通信紙のCBT試験サービスについて、主催者側・受験者側のそれぞれのメリットや導入までにかかる期間、試験中の公平性を保つためのシステム・工夫などを詳しく解説しました。
CBT試験サービスでは各テストセンターにサーバーを設置しておらず、国内大手のサーバデータにて一括管理しているため、試験問題のデータが残る心配もありません。
また、万が一のトラブルの際にもサーバデータ内に情報が蓄積されており、続きから問題なくテストを受けることが可能です。システムの導入は約2〜3か月であり、サービス内容のカスタマイズもできます。さらに、プロのスタッフによる試験監督や万全の不正防止対策により、公平性・厳格性を保ったテストを提供可能です。一般検定や社内試験のシステム化を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
日本通信紙株式会社の基本情報
会社名 | 日本通信紙株式会社 |
住所 | 〒113-0023 東京都文京区向丘1-13-1 |
TEL | 03-6629-0230(大代表) |
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