TAOクラウドJPは、インフォザインが提供するオンラインアセスメントのためのプラットフォームです。検定試験システムは導入や運用が難しいと思われがちですが、TAOクラウドJPであれば専門的なノウハウがなくともかんたんに使用することが可能です。今回は、TAOクラウドJPの特徴や導入メリットなどを詳しく解説します。
CONTENTS
コストを大幅にカットできる
TAOクラウドJPは、コストカットをはじめとするさまざまなメリットがあることで多くのユーザーから好評を得ている検定試験システムです。以下では、TAOクラウドJPの概要や導入メリットなどを詳しく解説します。
TAOクラウドJPとは
TAOクラウドJPとはSaaS系サービスのひとつであり、ネット上からコンテンツを追加することで検定試験を開始できるサービスです。TAOクラウドJPを利用すれば、インフラ構築に関する知識・スキルがなくとも、安心・安全でセキュリティが高い検定試験を提供することが可能です。
TAOクラウドJPを導入するメリット
TAOクラウドJPを導入することにはさまざまなメリットがあります。TAOクラウドJPは高い安全性・信頼性を誇るクラウドサーバーにてデータを管理していることから、検定試験に関する重要データや情報が漏れる心配はありません。
企業が独自にシステムを構築するには技術力やノウハウ、膨大なコストが必要となりますが、TAOクラウドJPであればインフラ構築に関する知識がなくとも、テストコンテンツを作成・追加するのみで検定試験の実施が可能です。
TAOクラウドJPはコストカットにも役立つ
インフォザインでは、TAOクラウドJP以外に、オープンソースCBTプラットフォームである「TAO Core」も取り扱っています。TAO Coreを利用すれば、検定試験を実施する企業が独自に保有しているデータセンターに展開することはもちろん、クラウド上にホスティングもできます。
ただし、TAO Coreを利用するには自社内にホスティングについての知識やスキルを備える人材が不可欠です。さらに、検定試験を実施する際のアクセス集中に耐えられるだけの設計を実現することや、膨大なコストとのバランスを取ること、セキュリティ面の強化についても考えなければなりません。
一方で、TAOクラウドJPを導入していれば、ミドルウェアやOS、サーバー、ネットワークについてもすべてカバーしているため、自社で人員やコストを割いて準備する必要はありません。
当然TAOクラウドJPの導入には初期費用が発生しますが、システム構築にかかる手間や時間を考えれば利用のメリットが大きいといえるでしょう。
コンテンツを追加するだけ!かんたんに導入できる
TAOクラウドJPは、かんたん・スピーディーにシステムを導入できるのが魅力のひとつです。以下では、TAOクラウドJPの導入や運用サポートについて詳しく解説します。
オンラインアセスメントをかんたん・スピーディー実現
「検定試験システムの導入には時間がかかるのでは?」と考える人も多いですが、TAOクラウドJPであれば契約後2週間という早さでオンラインアセスメントを導入することが可能です。
試験問題の作成はインターネット上でかんたんに操作でき、出題タイプを選択してユーザーインターフェイスよりパーツをドラッグするのみで完了します。
豊富なプラン展開でお試しも可能
「検定試験システムの導入が初めてで不安がある」「そもそも自社の検定試験にTAOクラウドJPが合っているかどうか判断できない」という場合には、規模の小さなプランを契約し、お試しとして利用してみるのもひとつの手です。
TAOクラウドJPには、利用規模や利用者数などに応じてJP1〜JP5までの5つのプランが用意されています。JP1は最大同時受験者数が100人、最大登録受験者数が5,000人、最大同時問題作成者数が10人のプランです。
各プランの中でもっとも規模が大きいJP5では、最大同時受験者数が1,100人、最大登録受験者数が5万人、最大同時問題作成者数が30人となります。「まずは小規模・短期間で試してみたい」という人は、最低利用期間3か月のスポット利用にてJP1を契約してみるのがよいでしょう。
専門スタッフによる導入・運用サポートも充実
TAOクラウドJPは導入をかんたん・スピーディーに済ませられるのが魅力のひとつですが、機械系やシステム導入に関する知識がない人・苦手意識がある人は「万が一導入や運用の際にトラブルが発生したらどうしよう」と不安に感じることもあるでしょう。
TAOクラウドJPでは、導入トレーニングやテストコンテンツ実装についてのサポートが可能です。導入時にはハンズオン形式のトレーニングを受けられ、出題する問題の作成や受験者の登録、テスト実施方法などを確認できます。
また、テストの各種設定や企業で保有している問題データのCBT化に加え、検定試験に関するデータの集計や分析なども依頼できるため、導入後の運用に不安がある人でも心置きなく依頼できるでしょう。
導入実績豊富!カスタマイズ性もあり便利
TAOクラウドJPは大学などの教育機関ではもちろん、企業・団体における社内試験、資格認定試験などのさまざまなシーンで活用可能です。
実際に日本国内でも導入実績が豊富であり、各種プラン選択や契約期間選択、外部ツールとの連携、デザインカスタマイズなどによってそれぞれに合った使い方が可能である点から高い人気を集めています。
以下では、TAOクラウドJPの国内における導入事例を2つ紹介します。
導入事例1:デジタル教材の企画・開発
TAOクラウドJPは、学生向けのデジタル教材作成やeラーニング開発など、学習教材のデジタル化案件に数多く携わっているのが特徴です。最先端のスキル・ノウハウをフルに活用し、企画から開発までを丁寧にサポートしています。
TAOクラウドJPの具体的な導入実績として挙げられるのは、小学生向け英語・数学の通信教育におけるタブレット学習コンテンツの制作、地方自治体における小学生向け社会科デジタル副読本の開発・制作、大学生向けのeラーニングコンテンツの制作などです。
また、インフォザインのオリジナル製品として小学生向けの英語デジタルピクチャーカードや、他社との共同によりデジタルスクールノートなども開発しています。
導入事例2:教育関連事業における研究
TAOクラウドJPは、国立教育政策研究所や文部科学省との教育研究事業にも関わっています。「これからの新しい学びの在り方」を題材として、新たなスキル・ノウハウの獲得に力を入れているのが特徴です。
これまで文部科学省事業として、小学生向け英語において活用できる教材の開発、小学生・中学生向けの情報教育推進に向けた調査研究、学力・学習についての全国調査結果の取り扱いに関するアンケートなどに取り組んでいます。
また、総務省事業としては、ICTメディアリテラシー育成プログラムの普及・改良に関する研究に取り組みました。そのほかにも、日本の教育分野におけるさまざまな研究事業に携わっています。
まとめ
今回は、TAOクラウドJPの特徴や導入メリットなどを詳しく解説しました。
TAOクラウドJPを導入することによって、システム構築に関するノウハウがない企業・団体でもセキュリティ性の高い検定試験システムを利用できるのはもちろん、開発コストや人員の削減にもつながります。契約から導入までは2週間と非常にスピーディーであり、難しい操作は不要でかんたんにコンテンツを追加できる点も魅力です。
導入・運用に不安がある場合にはインフォザインが提供するサポートを利用できるため、機械系やシステム導入に自信がない人にはうれしいポイントです。これまで文部科学省事業をはじめとするさまざまな企画・開発や研究に携わってきたTAOクラウドJPであれば、どのような分野においても気兼ねなく利用できるでしょう。
TAOクラウドJPの基本情報
会社名 | 株式会社インフォザイン (Infosign, Inc.) |
住所 | 〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目2-18 NDK池之端ビル4F |
TEL | 03-5832-5580 |
営業時間 | 不明 |