自宅と会場試験でのオンラインテストの違いとは

公開日:2024/02/08 
違い

オンラインテストの形式として主流なのは、自宅で受験する自宅型と会場に出向く会場型の2種類です。どちらもインターネット環境を利用した方法なため、紙テストに比べて利便性が高いですが、明確な違いがいくつか存在します。

今回は、自宅型・会場型での各違いを解説します。性格によっては向き・不向きがあるため、違いをしっかり把握しながら、向いている形式がどちらであるかを考えてみましょう。

自宅型と会場型の違い

同じオンラインテストといっても、自宅型と会場型には明確な違いがあります。今回は、代表的な違いを5つ解説します。各違いをしっかり把握し、なるべく好みのものを選択できるようにしましょう。

受験会場

自宅型はその名のとおり自宅での受験となるため、移動する必要がありません。ただし、インターネット環境があれば、お店やオフィスなどの自宅以外でも受験できる場合があります。

また、自宅といってもスタッフの監視のもとで受験することが条件となることもあるため、自宅型といってもさまざまなスタイルがあります。カンニング防止のため、テスト前に部屋の撮影を求められることもあり、その場合は部屋の片付けや掃除も多少必要になるでしょう。

会場型は、従来のテストのようなスタイルであるため、受験会場への移動が必要です。試験監督のもとで受験しますが、試験監督がその場にいる場合のほかに、Webカメラを使用する場合もあります。

使用端末

自宅型では、自分が所有しているパソコンとインターネット環境を使って受験します。パソコンではなく、スマホやタブレットを使用する場合もあります。推奨機器や推奨環境を提示されている場合があるため、あらかじめ確認しておきましょう。

会場型では、会場に用意されたパソコンを使って受験します。受験者全員が共通のパソコン・インターネット環境のもとで受験するため、平等性がより保たれます。

日程

自宅型は、提出期限内であれば、時間帯を問わずに好きなタイミングで受験できるのが一般的です。そのため、深夜や早朝などの一般的ではない時間帯でも問題ありません。ただし、提出期限のなかには、日程以外に時間まで指定しているテストもあるため、注意しましょう。

会場型は、複数の時間枠のなかから選んで受験します。しかし、土日祝日は時間枠がそもそも設けられていなかったり、時間帯によっては人数制限の兼ね合いですでに予約で埋まっている場合があります。スケジュール調整が効きにくい状況に陥らないよう、会場型は早めに予約しておくことが重要です。

制約

自宅型では、試験監督がその場にいないことから、制約を厳しく設けている場合があります。具体的には、テスト中はトイレに行けない・顔が常にカメラに映っている必要がある・小声でも声を発してはいけない、などです。自宅で受験できるという面にどうしても気軽さを感じてしまいがちですが、その場に試験監督がいないからこそ、制約が厳しい場合があることは事前に把握しておきましょう。

一方、会場型は試験監督に申し出ることで、トイレに行ける場合が一般的です。ただし、途中退出したことでのテスト時間の延長はないため、なるべくテスト前や休憩時間に済ませておきましょう。

安全性

自宅型は自宅での受験となるため、感染症のリスクは最小限に抑えられます。冬はとくに、インフルエンザや新型コロナウイルスが流行しやすい時期です。その場合、可能であれば自宅型の方がよいでしょう。

一方会場型は、やはり自宅型よりも安全性は劣ってしまいます。移動中やテスト中に不特定多数の人と接触することになります。そのため、感染対策を万全にして出かけるようにしましょう。

自宅型・会場型のメリット

オンラインテストの各型には、やはりメリットが存在します。テストによってはひとつの型のみでしか運営していない場合もありますが、選べる場合はよりメリットを感じる方を選びましょう。

自宅型

最大のメリットは、移動の手間や時間を省けることです。名前のとおり、自宅でテストを受検できるため、ある程度自分の都合に合わせられます。

もし受験会場が自宅から遠ければ、移動時間や交通費などから逆算しなければならず、移動のみでも一苦労になる場合もあるでしょう。とくに、受検のためのスケジューリングが難しい社会人にとっては、自宅型のメリットはとても大きいです。

また、自宅でのテストとなるため、緊張しすぎず、ある程度リラックスした状態で受験できる点もメリットといえるでしょう。テスト前は過剰に緊張してしまうという方は、自宅型の方が向いているかもしれません。

会場型

会場型のメリットは、メリハリがつけやすい点です。オンラインテストではあっても、会場型であれば従来と同様に、会場に出向くことになります。そのため、従来のような緊張感を味わえ、日ごろとのメリハリをつけた受験が可能です。

テスト会場のみならず、移動時間も勉強に充てることで、短期集中できる環境も作れます。時間の有効活用を習慣づけるきっかけにもなり得るでしょう。また、テストが終わったあとに好きなことを行う目標を立てておけば、よりテストも頑張れるでしょう。

また、会場型であれば、テスト中になにかトラブルが起こっても、スタッフにすぐ声かけができます。パソコン操作に不慣れな方であれば、会場型の方が安心して受験できるでしょう。

自宅型・会場型のデメリット

メリットのみならず、各デメリットも把握しておきましょう。デメリットまで把握したうえで、選択できる場合であれば、自宅型と会場型どちらかお好みの方を選びましょう。

自宅型

自宅型はその名のとおり自宅で受験するため、緊張感を感じにくい点がデメリットです。リラックスして受けられるという側面もありますが、人によっては緊張感がなく、集中して受験に挑むという雰囲気にうまく切り替えられないこともあるでしょう。

また、自宅型では自分のパソコンとインターネット環境を使った受験になります。ものによっては会場型ほどの安定性がはかれないこともあり、思わぬところで不便さを感じてしまう可能性があります。

さらに、テスト中にトラブルが起こった際はスタッフにすぐ声かけができる状態ではありません。チャットや電話でのやりとりとなるため、迅速性に欠け、人によってはパニックになる可能性もあります。

会場型

会場型は、受験会場に向かうまでにリスクをともなう点がデメリットです。たとえば、悪天候で交通機関の遅延が発生していたり、事故に巻き込まれる可能性もあります。病気にかかった場合も、予約していた日程での受験は難しくなります。

紙テストに比べると、キャンセルや振り替えの手続きはしやすいです。しかし、自宅型に比べると、やはり少し手間がかかります。

また、冬であればインフルエンザや新型コロナウイルスが流行している時期でもあるため、感染するリスクは自宅型よりも高くなります。会場型の受験は勉強のみならず、感染リスクに関する準備も必要です。

まとめ

今回は、オンラインテストの形式である自宅型と会場型の違いを解説しました。

自宅型は移動の手間が省け、スケジューリングがしやすい形式です。しかし、設備の安定性やトラブルが起こった際の対処法は会場型よりも劣ります。

会場型はその名のとおり、会場に出向く形式であるため、緊張感のある受験が可能です。ただし、移動面で時間や費用を要し、天候や病気などの不測の事態が起こった場合はキャンセルや振り替えの手続きが自宅型より少し手間がかかります。

自宅型・会場型のどちらかを選択できるテストを受ける場合は、お好みで自分に向いている形式を選び、受験に集中できる環境作りを行いましょう。

おすすめのオンライン試験システム比較表

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システム名Online Test Center(オンラインテストセンター)Remoty AI+リモートテスティング(Remote Testing)スマート入試OnVUEウィズダムベース(WisdomBase)エクサート(Excert)
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