SPI試験には自宅受験と会場受験が存在しますが、違いがわからず悩まれる方もいるかと思います。本記事では、自宅受験と会場受験でどのような違いがあるのかについて詳しく紹介していきます。自宅受験を受ける際の服装や、環境構築についても紹介しているので、SPI試験が控えていて不安を感じている方はぜひ参考にしてください。
CONTENTS
自宅受験と会場受験の違い
自宅受験と会場受験では、試験を受ける場所と監視の方法、電卓の持ち込みが可能かなどの点が異なります。
問題や試験時間、監視の有無、不正が行えないという点は自宅も会場も共通しています。そのため、基本的には開催場所が違うという認識で問題ありません。
試験会場が遠い場合や、試験会場まで行く手間を省いて手軽に試験を受けたい場合は自宅受験を選ぶと良いでしょう。電卓の持ち込みは、自宅受験の場合のみ可能です。それぞれの違いとメリットを紹介します。
自宅受験のメリット
自宅受験のメリットは、自宅や学校などの任意の場所で試験を受けられる点です。
会場受験を選ぶ場合、試験の日程に合わせて決められた会場まで行く必要があります。しかし、自宅受験の場合には受験者が自分の好きな場所から試験を受けられます。前述のとおり、試験会場が遠い場合や、試験会場までいくことが簡単ではない場合に自宅受験がおすすめです。
会場受験のメリット
会場受験のメリットは、パソコンやWEBカメラを用意する必要がないことです。
会場受験の場合、自宅受験と違い自分でパソコンやWEBカメラを用意する必要がありません。パソコンを持っていない場合、簡単に用意できるものではありません。もしも試験を受けると決めた時点でパソコンを所有していない場合は、会場受験を選択すると良いでしょう。
自宅受験の際カメラ・部屋・服装はどうするべき?
次に、自宅受験をする際のカメラと部屋、服装はどうするべきなのかについてそれぞれ解説します。
結論から言うと、カメラや部屋、服装が原因で受験資格を失うことはありません。
カメラ
自宅受験にはカメラが必須です。
パソコンにカメラが内蔵されている場合には、内蔵の物で十分です。しかし、デスクトップパソコンなどを使用しておりカメラがない場合には、必ず事前にカメラを用意しておきましょう。カメラは、WEBカメラというパソコンに接続して使用する小型の物を用意してください。
画質は、高画質なものを用意する必要はありませんが、あまりにも古いカメラを使用する場合には注意が必要です。試験を受ける前に十分な画質があるか、パソコンに接続した際に正常に動作するか確認をしておくと安心です。
部屋
試験を受ける際には、部屋中を一度カメラを通して確認されます。
しかし、室内の汚さや散らかり具合は試験の結果に影響しません。そのため、自宅で試験を受ける場合にも、事前に掃除をする必要はありません。不正を防止するために部屋全体を確認されるため、汚い状態を見られたくない場合は、事前に整理整頓しておくと良いでしょう。
なお、試験によっては室内に置いてはいけない物などを指示される場合があります。何かしらの指示を受けた際は、必ず指示に従うようにしてください。
服装
自宅受験をする際の服装は、何でも問題ありません。
ドレスコードなどは一切存在しないため、好きな服装で試験を受けられます。ただし試験中はずっと監視の目があります。そのため、お風呂上がりでしっかりと衣類を身につけていない状態で参加をしたり、寝巻姿で参加したりすると恥をかくことになるでしょう。
迷う場合は、普段の外出時のような服装やスーツを選ぶことをおすすめします。なお、監視員から服装に対して指摘が入ることはありません。
自宅受験でも監視はある
会場で試験を受ける場合会場に監視員がいますが、自宅で試験を受ける場合には自宅にまで監視員が来ることはありません。
しかし、自宅で試験を受ける場合にも監視の目はあります。自宅受験の場合は、パソコンのカメラを通して、WEB会議のような形式で試験時間中ずっと監視員から様子を確認されます。
自宅受験だからといって不正ができる訳ではないため、カンニングや替え玉受験などの不正を考えるたり、実行するのは絶対にやめましょう。WEBカメラを通しての監視は、会場で試験を受ける際と同様に、沢山の受験生に対して1人の監視員が付く形式で行われます。
そのため、試験時間中マンツーマンで見張られることはありません。
まとめ
本記事では、SPI試験の受験会場ごとの違いと自宅受験の詳しい内容について紹介しました。SPI試験は会場で受ける場合にも自宅で受ける場合にも試験内容や試験時間は同じです。また、自宅に試験官が来ることはありませんが、WEBカメラを通して試験中の様子は見られています。そのため、不正などは一切行えません。試験を受ける際の服装やカメラの性能、お部屋の綺麗さなどは結果に影響を及ぼさないため、不安を感じる必要はありません。監視の目はあるため、人に見られても問題ない服装、室内環境で試験を受けるようにしましょう。カメラの性能は特別高性能である必要はありませんが、動作不良などがあると試験を受けられなくなるため、事前に動作確認しておくことをおすすめします。