
近年では、大学入試においてもオンライン試験が導入されています。しかし「事前にどのような準備をすればいいのかわからない」「そもそもパソコンを持っていない」という人も少なくないでしょう。本記事ではそれらの疑問・課題をまとめて解消するので、ぜひ参考にしてみてください。
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オンライン入試を受けられるパソコンのスペックについて
オンライン入試は、受験生が自宅などの自宅環境からパソコンを使って入学試験を受ける方式です。とくに新型コロナウイルス感染症の影響により注目を集めるようになった試験形態です。
従来の試験のように試験会場に集まる必要がなく、安全かつ感染リスクを抑えた形で受験できる点が大きな特徴です。受験生はインターネット接続が可能なパソコンを用意し、Zoomなどのオンライン会議用ソフトを通じて試験を受けることが一般的です。
まずは受験要項をチェックしよう
オンライン受験を実施する際には、まず志望する大学の公式サイトや受験要項で、使用するソフトウェアや必要なパソコン条件を確認することが重要です。
大学によっては推奨スペックやソフトの対応環境が明示されている場合があり、これに沿った環境を整えることで、受験当日にトラブルなく試験を受けられる可能性が高まります。
推奨スペックの記載がない場合でも、指定されたオンライン会議用ソフトがスムーズに動作するパソコンを用意することが基本です。一般的に、ここ数年に発売されたパソコンであれば、性能的にはオンライン受験に十分対応可能です。
具体的には、OSは「Windows 10」や「macOS」を搭載し、Webカメラ、マイク、スピーカーなどの基本的な入出力機能が備わっていることが求められます。これらの条件を満たすパソコンであれば、通信環境やソフトウェアの動作も安定しやすく、受験に集中できる環境を整えることができます。
事前の動作テストを必ず行おう
オンライン受験を自宅のパソコンで受ける場合、事前の動作確認は非常に重要です。まず、受験生は志望する大学が指定するオンライン会議用ソフトを使い、パソコンが正常に動作するかどうかをチェックする必要があります。
とくに、受験直前では問題が発生した際の対応が難しくなるため、少なくとも1か月前にはテストを行い、別のパソコンの手配が必要かどうかを判断しておくことが推奨されます。
オンライン会議用ソフトは基本的に1人ではテストできないため、家族や友人と協力して実際に接続し、互いの映像や音声が問題なく伝わるかを確認することが望ましいです。
このとき、画面上の相手の映像がスムーズに表示されるか、声が明瞭に聞こえるか、遅延やカクつきがないかなど、実際の使用環境に近い状態でチェックすることが大切です。とくに面接形式の試験では、映像や音声の品質が受験の印象に影響するため、十分な確認が必要です。
また、パソコンの性能が低い場合、動画や音声の表示がスムーズに行われず、試験の進行に支障をきたすことがあります。そのため、テストを行い、映像や音声が遅延なく安定していることを確認できた場合に初めて、当日のオンライン受験に使用しても問題ないと判断できます。
さらに、パソコンにWebカメラやマイクが内蔵されていない場合もあるため注意が必要です。ノートパソコンには通常内蔵されていますが、デスクトップパソコンには搭載されていないことが多く、その場合は外付けのWebカメラやマイクを購入し接続することで、オンライン受験用に使用可能となります。
パソコンがない場合は事前のレンタル・購入を検討しよう
オンライン受験において、自宅にパソコンがない場合や、既存のパソコンで指定ソフトがスムーズに動作しない場合は、受験に向けてパソコンを準備する必要があります。その方法としては、レンタルパソコンの利用と新規購入の2つが考えられます。
レンタルパソコンの利用
レンタルパソコンは、短期間から借りられるサービスがあり、例えばノートパソコンを2週間レンタルする場合、送料込みで7,000円程度で利用できるプランも存在します。レンタル期間は事業者によって日単位や月単位で選択可能で、試験前に動作確認やリハーサルが行えるよう、余裕を持って手配することが望ましいです。
ただし、オンライン受験の時期は需要が高まるため、在庫切れのリスクもあります。受験日程が決まったら早めに予約し、確実に端末を確保しておくことが重要です。レンタルを利用することで、新規購入よりも経済的に負担を抑えつつ、受験に必要な環境を整えることができます。
パソコンの新規購入
一方で、これを機に新しくパソコンを購入する方法もあります。大学では履修登録、レポート提出、オンライン講義など、さまざまな場面でパソコンが必要になるため、長期的な視点で考えれば購入は有効です。
多くの大学ではパソコンの持ち込みを「推奨」としており、学部によっては「必須」としている場合もあります。購入の際には、単にオンライン受験で使用できるかどうかではなく、大学の授業や学習活動に適したスペックを基準に選ぶことが重要です。
志望校や学部が推奨するパソコンスペックを事前に確認することで、長期的に使える端末を選ぶことが可能です。また、人気の機種や受注状況によっては納品まで1カ月近くかかる場合もあるため、購入時期にも余裕を持つことが求められます。
まとめ
近年、大学入試でもオンライン試験が導入され、自宅からパソコンを使って受験できるようになりました。オンライン受験では、志望校が指定するソフトが正常に動作するパソコンを事前に準備し、Webカメラやマイクの確認を含めた動作テストが必須です。パソコンを持っていない場合は、短期レンタルや新規購入で対応可能で、レンタルは経済的負担を抑えつつ試験準備ができ、新規購入は大学生活での長期活用にも適しています。事前の動作確認やスペックの確認、納期への配慮を行うことで、安心してオンライン入試に臨むことができます。